2023年、私の畑では厳しい栽培状況に変わりありませんでしたが、その隣で、春に気温上昇と雨が続き、べと病が発生したことや、収穫期までの寒暖差が少なかったことでぶどうに色が入らず、引き取り手の見つからないカベルネ・ソーヴィニヨンがありました。
温暖化の進む厳しい環境下で必死に生きてきたぶどうを、人間の都合でなかったことにしてしまう……これらの現状を全てすくいあげるようなワインを造りたいと思いました。
紆余曲折ありながらも、志を同じくした多くの方々に手を差し伸べていただき、私たちの住む街、神戸のぶどうでつくったワインが2000本生まれました。

詳細
【ワインの種類】白仕立てのロゼ、微発泡酒 (ペティアン・ナチュレル)
【内容量】750ml
【アルコール分】 8%
【ぶどうの品種】
カベルネ・ソーヴィニヨン

醸造
ぶどうを丸ごとタンクに入れ、10日間マセラシオン。タンクからぶどうを取り出し圧搾。低温で自然酵母により発酵。アルコール発酵が終わるタイミングをみて瓶詰め。瓶内で発酵が起き、微発泡となります。フィルター不使用。亜硫酸(二酸化硫黄)完全無添加。

特徴
赤い果実、野いちご、さくらんぼ、アセロラの香り。浅く淡いうまみ。フレッシュで心地良い酸。ペティアン（微発泡）よりもさらに微弱発泡。よってアペリティブ（食前酒）はもちろん、食中酒としてもTPOを選ばずに楽しめる。暑い季節には、しっかりと冷やして、ピクニックや山、海で楽しむのも
おすすめ。

保存
亜硫酸無添加ですので、14度以下での保存をお願いいたします。